【食品・製造勤務で活躍したい!】6つのオススメ資格を紹介!!

30代パパ【ビジネス編】

活躍できる

日本の食品製造の取り扱いについては世界でも上位に入る程の味や品質管理が評価されています。

昨今各食品メーカーも日本だけではなく海外のインバウンド事業に力を入れている為、食品の美味しさ・品質・衛星管理の徹底や工場の環境も良くするために個々の能力を重視し評価され活躍できる人材を求めているのです。

そこで食品メーカー勤務年数16年目で管理職・採用担当している私が食品工場では活躍できる6つの資格を紹介したいと思います。

読んでほしい人
・食品工場ではどんな部署で構成されているかを知りたい人
・製造部署活躍できるスキル・資格などを知りたい人
・コミュニケーション能力と衛生面の大切さなどを理解したい人
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食品工場ってどんな部署で構成されているか把握しよう

食品工場の構成について説明していきましょう。

主に大手・中小メーカーの工場は製造業(商品を製造がメインの業務)を中心に品質管理・総務・企画・経理・事務・営業などで構成されます。

部署名役割
製造業製品作りをメインとした業務、受け入れから生産・加工・梱包・出荷まで行う
品質管理部安全で事を検査し証明する業務、クレーム対応や品質向上をメインとした業務
事務製品を出荷の際に発行する伝票作成や電話対応・備品発注
経理経費・領収書・出張費など社内のお金の管理をする業務
企画部商品を規格して包材のデザインや単価の設定・販売するまでの構成を規格
総務社内のパソコン管理や備品の在庫や福利厚生業務など結構なんでも屋
営業部自社製品に利益をのせて営業する業務。営業部の中でも部門が分けられる

また、工場とは別に各地方に営業所を拠点としている事が多いため、営業マンは各地方に支店を構えていることが一般的です。

流れとしては、各支店の営業マンからの注文→工場で集約→生産・出荷という形になります。

製造業:品質管理:経理:事務:企画=50:20:15:15です。

この事から食品工場は製品製造をメインとした構成になっており食品製造を行う上でクレーム対応・新商品開発・品質・配送・給与管理などを他の部署が行っている事から各部署での業務内容や活躍できるスキルについて説明していきましょう!

今の食品工場の実態・製造業務について学ぼう!

工場で最も人員を使い・企業が資金を投資し売り上げを作る要となっている部署です。

せっかく売りたいけど物がない・作る人がいない・できないなどでは会社は成り立ちませんよね。

そんな製造業は工場関係で最も求人募集が一番多いため業務内容や活躍できるスキルなどをこれから説明していきたいと思います。

製造業務とはいえ作る種類や工程によっての部署やラインが分けられているのです!

例えば工場内でお肉と魚を製造しているとして同じ空間での製造はできません。

なぜならお肉を製造している横で魚を製造していることによるリスクがたくさんあるからです。

リスク一覧

・お肉の製品に魚が混入してしまうリスクがあり
・アレルギー製品の混入により回収につながるリスクがある
・お肉と魚では管理する菌数(大腸菌群や微生物)が違ってくる

などあり各部署こどにラインがあり、そこでの担当部署によって仕事内容が変わってきたりします。

製造内の部署をわかりやすい例えると

1 お肉製造
2 魚製造
3 野菜製造
4 乳製品製造
5 1~4を包装するライン
6 包装された物を配送するライン
7 工場内で使用する原料を冷凍・冷蔵庫管理・運搬するライン

製造業だけでもこんなに沢山ある中で必ず部署ごとで働く空間はリスクを減らすために分けられています。

最近は働き方改革もある中で誰がどこでもできるようにローテーションで仕事を覚えていこうと考えている企業さんが多くなっている実態としては、有休休暇をしっかり取得しなくてならなかったり過度な残業を禁止とされている為どこの部署でも適用できる柔軟性のある人材は望まれるでしょう。

製造業=ラインに入り淡々とワンパターンの業務内容というのは基本アルバイトや派遣社員、新人教育時などのみで社員で活躍するにはいろんな仕事を把握していかなればなりません。

私の製造業時代の業務内容ですが、

・荷物の受け取り・保管
・原料の出庫・解凍作業
・製造工程時の機械の温度や時間の管理
・複合原材料(調味料の配合やロット管理)
・従業員教育(衛生管理や社内ルールの周知)
・製造業務(包装・焙焼・乾燥・冷却)
・新商品テスト製造
・使用機器のメンテナンス管理等

など現在でも製造業務でいろんな内容の業務を実施しています。

製造内でもいろんな部署をローテーションで担当を持ち工場内の仕事を一通り経験しました。

いろんな取引先の企業さんや同僚をみている限り柔軟性のある人材が評価されている印象があります。

社内の幹部クラスの先輩達もいろんな仕事を経験して失敗してそれを糧にして今の立場にたってるのです。

【必見!!】製造業で活躍できる資格6つを紹介!!

フォークリフト

フォークリフト

フォークリフトは食品工場だけではなく工場関係・物流・配送・建築など物を動かす上では必需品となっています。

食品工場では一日で製造する原料は何百キロから何トンまでと大量に製造するために基本運搬はフォークリフトで行っており、フォークリフト免許を持っているだけでポイントは各段に上がること間違いないでしょう。

フォークリフト概要

・最長で5日間(普通免許取得の場合は4日間で取得土日も挟める
・合格率98%とほぼ全員が受かる仕組みとなっている
・費用も最大で5万程(普通免許取得の場合は3万5千円程)
・合格後にすぐに使用できる

昨今企業内でも高齢化が進み若い年代のフォークリフト所持者が中々いないことから需要も高まっていますし期間も短いため時間を見つけて取得しましょう。

フォークリフトの詳しい内容の記事はこちらになります。

ボイラー技士

食品工場では熱殺菌・清掃・加熱などの工程では必ずといってお湯を使用します。
その加熱されるお湯はボイラーを使用し水を燃料で温めお湯となった水を貯水槽などで溜めておき使用するにいたって管理しなくてならないのがボイラーです。

非常に高温となる為資格がないと取り扱えないですしボイラー技士は国家資格です。

工場の規模によりますが一人でも所得者がいれば良いとされているボイラー技士免許の需要は食品工場でもアピールできるポイントの一つと言われております。

ボイラー技士免許概要

種類取り扱い免許合格率・費用備考
・簡易ボイラー(小規模)不要なし最高使用圧力0.1㎫以下
小型ボイラー最高使用圧力0.1㎫以下 面積1.0㎡以下取り扱い特別教育を受講・受講後取得

・14000円

教育時間学科7時間 実務4時間
中型ボイラー(面積25m2未満)2級ボイラー技士免許・約55%

・6800円

・5択のマークシート形式で60%以上で合格となる

・テキスト・過去問多数あり

・地方では年に1回・都会は毎月試験を開催している。

・試験合格後3日間実習が必要となる

・大型ボイラー(面積25m2以上500m2未満) 1級ボイラー技士免許

※2級ボイラー技士免許と2年以上の実務経験が必要

・約55%
・6800円

・超高層ビルや大型ホテルに使用

・地方では年に1回・都会は年に8回程開催している。

・5択のマークシート形式で60%以上で合格となる

ボイラー技士の免許があれば大きい容量のボイラーの管理だけではなく知識も豊富となり、製造中に不具合が起きた場合の処置もできるとなると活躍の場が広がるでしょう!

工場内にボイラーの扱える人がいない場合はサービスに依頼して修理してもらいます。

そこでかりに軽度な修理だったとしても出張料や工賃などが発生してしまう為に会社は修理代を払わなくてはならない為、ボイラー技士が一人いるだけでメンテンナンスや通常操作などでの活躍ができます。

まずは2級ボイラー技士免許を目指して取得しよう!!

第一種衛生管理者

管理職

あまり聞かないと思いますが、結構書店などでも参考書など置かれていて私も実際に取得してます。
こちらは管理職になるともっていなくてはならない資格で普段からこの活躍できるとは正直言えません。
しかし第一種衛生管理者は国家資格ですし、規模によりますが工場に一人は持っていないといけない為履歴書に書いてある場合は目が光ります。

第一種衛生管理者の概要

・労働者の衛生・労働環境の管理、労働災害によるケガなど起きた場合の対応や防止など。
・50人以上の労働者が働いている職場には必要とされている!(200人以上は2名と人数によって増えてきている)管理者を置いていない場合は罰則がある。
・衛生管理者は専属でなければならない(決まりで)兼任は認められない
・高卒以上で労働衛生の実務経験3年以上
・年に2回程試験が開催される(田舎町では年に1回程)費用は8000円ぐらい
・関係法令・労働衛生・生理などの問題がでる

などです。将来工場長・支店長や管理職を目指すなら今のうち勉強して取得しましょう。

大型自動車免許

大型免許

工場勤務なのに大型免許なんているの?
って疑問に思うことでしょう。しかしながら結構工場内でも大型免許の需要ってあるんですよ。

例えば食品工場とはいえすべての原料を自社で保管しているわけではなく外部の冷凍庫管理会社に保管している事も多く、急な出庫時に融通が利かずこちらから原料を取りに行ったり、お客さんの都合で運送便では間に合わない程の急な配達があったりなど工場が動く荷物の量が多いため大型免許の方が活躍できる事が多です。
私の勤め先は車で20分程の別工場がある為原料や製品の運搬時は大型トラックに積んで社員さんが運搬しています。

大型自動車免許の概要

・年齢が21歳以上で普通免許を3年以上経過している為(AT限定は不可)

・第一種と第二種があり、第一種が営業目的でない利用。社内での運搬など 第二種が仕事として運賃を請求し利益を得られることができる資格

・教習所での取得費用が20万から35万ぐらい、合格率約90% 取得期間10日から30日程(通う頻度による)

・取得する事によって運送関係の就職の需要が広がる

何かあった時に活躍できる為大型自動車免許もオススメ致します。

パソコン検定(最低でも3級あれば)

パソコン技術

食品工場も昔とは紙ベースからデータベース化が進んでおり、手書きで記入や記録を取る事もまだまだありますが将来はパソコンやデータ化が進んでいく事は間違いありません

事務所の管理仕事だけではなく、工場内でも人手不足が続いている為人を使わず自動で計量や包装できる機械の導入やロボット化が進んでいる為にすべてがパソコン・タブレットの管理となっているのです。

それだけではなく生産報告や計算式もパソコンで入力して自動計算・データ化が基本となってきているのでパソコンが全く使えないとなると少しポイントが下がってしまいます。
ましては中途採用の年配の方には教える方も気をつかってしまうからです。

パソコン検定の概要

種類スペック合格率・費用備考
3級word・Excelの基本知識・76%・5200円・普段からパソコンを使用している人なら1か月程勉強すると取得可能

・アピールとは言えないがパソコン業務が可能と判断

準2級

会社案内やパンフレット・売り上げ分析表など作成できる。・66%・5200円・資料作成・データ表など作成できるため需要あり

・2カ月程で取得できました。

2級パソコンの細かな部分の接続や設定・スライドショーやプレゼンテーションができる・55%・6220円・お客さんとの商談時に使用できるプレゼンテーションや細かなパソコン操作ができるため高評価される
1級情報セキュリティ管理・企業内ネットワークの構築が可能となる

・30%・10000円

・もはや専門職のSEクラス

・工場勤務以外の専門職でも活躍できるレベル

エクセル・ワードできればパワーポイントぐらいの基本操作を学ぶにはパソコン検定などの準2級から3級があれば面接官から見ても基本的な操作はできると判断する為社内で使うパソコンのソフトなどは徐々に覚えていければなんとかなると判断する事でしょう!

パソコン検定などはいつでも受けれますし古いパソコンでも勉強や練習ができるので隙間時間で取得が可能です。

食品表示検定(中級)

食品表示の知識があると何かと重宝されたりします。

基本的には品質管理の仕事ではありますが、新商品の開発にかかわった・自分が一から手掛けた場合などは原材料表示を理解し品質管理部、商品企画部などに落とし込むと仕事の流れがはかどり、評価にも繋がるでしょう!

細かい話になりますが、輸出する国によってつかってはいけない原材料などいろいろと縛りがあったりするので食品表示検定を取得しておくと法改正や表示のルールなどを学ぶ事ができ、原材料表示を作成することもできます。※2020年より表示のルールが改訂。
食品関係に就職したい方は取得しておいて絶対損はない資格でしょう

食品表示検定の概要

・年に2回程開催されており
・費用は7000円前後で参考書は一冊しかありませんが試験ではその参考書から出題される
・講習会も年に数回あるが費用が高い為独学で取得を目指そう
・初級もあるが中級までがんばって取得すると良い(上級は東京で年に1回開催でかなり難しい)

・合格率が中級50%・初級70%程で3か月前ぐらいから勉強しておけばよい

まとめ

頑張ろう

私が紹介した資格6つですが私も在職中に取得することができました。
時間をうまく使い毎年コツコツ行えば取得も可能ですし、すべて現在も活躍中の資格ばかりです。

資格を取ると需要が広がり仕事量も若干広がりますが必要性も上がってきます。
需要や必要性が上ると自然と昇給や昇進にも繋がっていくのです

後は工場勤務は基本人と人とのやり取りが多くコミュニケーション能力や人間関係をうまく立ち回るスキルも必要かと私は思いました。

社会に出ると年齢もバラバラで学生時代とは違い年上=先輩や上司ともかぎりません。
めんどくさい人ともうまく付き合っていかなくてはならない環境ではあると思いますのでそこは実践で立ち回りを上達していきましょう。

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